New 睦郎's Room

 中村睦郎の吹奏楽奮戦記
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痛みに耐えながら書いてます(涙)。

17日の都大会、今年は14団体中8団体の演奏を耳に納めることが出来ました。
残念ながら金賞団体と代表団体の演奏は1団体も聴けなかったので、全体の印象までは掴めませんでしたが・・・。
私が聴いた団体の概ねの感想としては、良い点として、バラエティに富んだ意欲的な選曲(自由曲)、充実した編成、女性指揮者の活躍などが挙げられます。
そしてどのバンドも良く鳴ります。
2年前に普門館は改装したと言うけれど、改装したのは大聖堂の方で、普門館自体は前のままの筈。ホールが鳴るようになったってことは無いよね!?と我が耳を疑いました。
それ程どのバンドもしっかりと音が出ていました。個々の奏者のレベルも上がっていて、驚く程素晴らしいソロを聴かせてくれた団体もありました。
これは数年前では有り得ないことです。
代表枠が増えてチャンスが広がったことが、確実に都全体のレベルアップに繋がったと思います(それは昨年も感じました)。
反面、普門館は広い、ステージから審査席までが遠い、音響的に響かないなどの思いが強過ぎるのか、吹き過ぎてバランスを崩しアンサンブルがラフになったバンドも多数見受けられました。当然ですが鳴らせば鳴らす程音程やバランス面でのリスクは高まります。
今年は課題曲4が14団体中12団体と多かったので、細部の仕上がり具合が結果を分けることになったのかも知れませんね(課題曲4は難しい!!)。

これからの東京都中学校吹奏楽に大いなる期待を抱くことが出来た今大会ですが、一つだけ残念なことがありました。
指導者の立場の方で丸でご自分の趣味嗜好の為に生徒たちを使っているかのような演奏をされた方がいらっしゃった。
私は指揮者は常に演奏者への尊敬や感謝の念を抱くべきだと思います。
それはプロのオーケストラや吹奏楽団に限らず、一般バンドやスクールバンドでも同じことです。
もう一つ、演奏と言う行為は観客なくして成立しません。お客さんの居ないホールでの演奏は単なるホール練習だからです。
奏者と聴衆が音と音楽を通してコミュニケーションすることが演奏の本質であって、何より大切なことではないでしょうか。
聴いていて憤りを通り越して寂しい気持ちになりました。
指揮台に上がる人間は常に自分を戒めなくてはならないと思いました。

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