第57回全日本吹奏楽コンクール【高校後半の部】
午前の部を堪能し既にお腹いっぱい、しかもお昼に「金寿司」でミスター金賞小澤俊朗先生と上寿司に舌鼓を打ったため午後はのんびりスタート。
午前のようにメモは取らず一ファンとして楽しみました。
5番から拝聴しました。
◎伊奈学園総合高校
いつもながらのまとまりの良い演奏。
マーラーの一番は多少違和感はありましたが、カットもアレンジも大変工夫の後が感じられました。
午前中に金賞を受賞した団体は
1、トータルのサウンド・バランスの良さ
2、個々の奏者の技術の高さ
3、豊かな表現力と個性、押しの強さ
1は「当たり前」でそれにプラスして2と3があります。
1だけでは金賞グループに入るのが難しい時代に入ったなと思いました。
◎東海大学第四高校
交通渋滞でホール到着が遅れてバタバタだったと聞きましたが課題曲冒頭からまったくそんなことを感じさせない風格漂う素晴らしい演奏。
小細工など一切なし!
押しの強い団体が多い中、真っ正面から音楽を捉え、堂々としていて、伸びやかで、しなやかで、とても自然な表現に共感しきり。
個々の技量も最高レベルでした。
普門館に北の大地から爽やかな風が吹き抜けました。
◎大阪桐蔭高校
課題曲5から気合いの演奏。
バンドのポテンシャルの高さが伝わって来ます。
私は吹奏楽での「カルミナ・ブラーナ」に良い印象がありませんでしたが、桐蔭高校の演奏は大変立派で私の概念が変わりました。
文句なしの金賞!
◎愛知工業大学名電高校
休憩後は名門名電高校から。
全体的に中庸な音色と表現でした。
もう一越え!と思わなくはありませんが、このレベルを長く維持するだけでも凄いことです。
◎おかやま山陽高校
演奏が始まる前からどことなく元気がない印象を受けたのは気のせいでしょうか。
編成が小さいからと言う訳ではないと思いますが、色彩感に乏しくおとなしい演奏。
原因がインフルエンザなどアクシデントでないことを願います。
◎横浜創英中学高校
細かいことはさておき熱演でした!
常光先生のお人柄通りの優しくて暖かい音楽に酔いしれました。
◎春日部共栄高校
どんなに冷静に客観的に聞こうと思っても関わりのある団体を聞く時は心拍数が上がるもの。
もう入場からドキドキでした(笑)。
課題曲5は遅目のテンポ設定(と言うよりこれがインテンポ)。
楽譜の上っ面を撫でるような演奏ではなく、細部まで読み込んでいるのが一目瞭然でした。
自由曲「ラッキードラゴン」はただただ感動。
目一杯の演奏が多い中、ストーリー性を感じさせる数少ない演奏でした。
◎秋田南高校
偶然ですが自由曲の編曲者天野正道先生の隣で聞かせて頂きました(天野先生はとっても素敵な方で@部屋は大ファンです!)。
バンドは選曲が大変意欲的な割には様々未消化な部分が多い。
外身より中身にこだわって勝負して欲しいです。
◎駒澤大学高校
全体的に大変おおらかな印象を受けました。
吉野先生のお人柄かしら?
随所に詰め切れていない部分がありましたが、良いところが極めて良い!!
孔雀変奏曲がバンドにピッタリ合っていました。
◎修道高校
今年のコンクールの大トリです。
いやらしい課題曲3(笑)を攻略していました。
ダフニス〜も熱演。
演奏が終わってからの大咲先生のやり終えた表情が印象的でした。
高校後半の部は私が聞いた感想と実際の評価がめずらしく完全に一致しました。
同じ審査員なのに随分と食い違った前半の部、特に前半の前半をどう聞き取るかは自分が審査していても一般聴衆として聞いていても難しいと感じます。
長年普門館で全国大会を聞いていますが、高校の部のレベルアップはすさまじいものがあります。
あのステージに立つことだけでも凄いこと。
ましてや金賞グループに入るのは本当に至難の業です。
一ファンとしてはこのブログのように簡単に数行の文章にまとめることが出来ますが、あの黒いステージにはこんなブログでは語り尽くせない程のたくさんの物語があるはずです。
もしも失礼な表現があったとしたらお許しくださいませ。
多くの勇気と感動を与えてくれた高校生のみなさんに感謝して感想を締めくくりたいと思います。
皆様、今年のコンクールもお疲れ様でした!



















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